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目黒営業所に新交通システムが導入された約4年後の平成2年に、池上営業所の全路線を対象に「バス無線管理システム」が導入されました。
新交通システム導入後、一定の効果が現れたことを受け、システムにかかる経費を2分の1程度に押さえよりさらに効果的なシステムとなるよう導入されました。
このシステムの特徴としては、無線による営業所とのやり取りができること、新交通システムとは違い、バスの位置表示方式となったこと、音声による情報案内の追加です。営業所の車両には、車上にアンテナが設置されたほか運転席にダイヤ設定器が設置され、運行状況を営業所に送信するようになっています。表示機器は、池上営業所の大きな接近表示機をはじめとして主要なバス停に設置されました。池上営業所に導入されるのと同時期に目黒営業所では無線通信の機器が車両に取り付けられました。
また池上営業所所管路線では平成13年に、表示内容の追加などの改修されノンステ対応、文字情報表示がされるようになりました。
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池上営業所では、利用者数減少や欠便といった悪状況の食い止めには一定の効果があったことから平成4年に、青葉台営業所でも導入されました。
基本的なシステムは池上営業所で導入されたものと同じですが、青葉台駅では運行状況を検索できる大きな表示機が設置されるなどさらなる進化を遂げていました。対象路線は、青葉台営業所のすべての路線で青葉台駅を発着する15路線の主要なバス停に表示器が設置されました。
右の画像は、藤が丘駅に設置されたバス接近表示ですが池上営業所のものとは使用が異なっています。 |
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青葉台営業所では、それまでの都内の利用者数減少を食い止めるものと違い、優良路線の乗客数維持のための方策としての導入でした。
青葉台営業所に導入後は、他の営業所に導入が予定されていたようですが、結局、導入はありませんでした。その後は、バスナビゲーションシステム導入での対応となっていきます。
右の図は、青葉台営業所にこのシステムが導入された際に「東急からのお知らせ」(現、HOT ほっと 東急」に掲載された記事です。 |
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平成11年3月には目黒営業所でも新交通システムの老朽化に伴い、有線のシステムから無線方式の表示器に改修されました。新交通システムでは、マグサインによる時刻表示でしたが改修後は池上営業所のものに近い仕様に変更されました。
また、新交通システムでは目黒通りを中心とする路線でのでしたが、この改修に伴い反11・渋71・渋72・にも導入されました。この時も都営バスとの関係があるのか東98には導入されませんでした。
さらにその後、目黒営業所の全路線で対応となったあと、平成14年にトランセ移管となった反11・黒06は弦巻営業所、下馬営業所に移管されシステムは受け継がれ、大橋営業所廃止に伴って移管された渋41にも導入されました。
バスナビゲーション導入後も並行してシステムは稼動しています。
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