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TOP > 東急バス研究室 > 港北ニュータウンの変革とアクセス 平成27年2月21日更新 |
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港北ニュータウンの変革と交通アクセス 〜その2 (08.10.16) |
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急速に港北ニュータウン(以下「NT」と略します)が拓けたのは横浜市営地下鉄があざみ野まで延伸しNTエリアを通ることとなったことが最大のきっかけでしょう。開通を見越した事前の道路網の整備、宅地の造成が急ピッチで行われました。そして開通後多くの人の移住と追いかけっこをしながら街の整備が進んでいきました。
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市営地下鉄 新横浜-あざみ野間開通(93年(平成5年)) |
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93年3月18日、いよいよ新横浜-あざみ野間が開通しました。途中には「新横浜北」「新羽」「仲町台」「センター南」「センター北」「中川」の6駅が開設されましたが、新羽駅以外は丘陵地や未利用地を切り拓いた新しい街を通ることとなりました。高架区間も存在し、開通後しばらくは車窓から見える風景は茶色と緑色ばかりでした。しかし、開通後1年以内には仲町台駅周辺やセンター南駅にかけての地域でマンションや住宅が林立するようになりました。
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横浜市交通局刊行紙 しぐなる |
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地下鉄延伸前の横浜市交通局の動き |
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横浜市営地下鉄横浜-新横浜間の開通が昭和60年、そして新横浜-あざみ野間の開通が平成5年。この間8年。実はこの間にNTエリアの横浜市交通局のバス路線が充実し始めました。この間の動きは資料もご覧ください。300番台を付したバス路線が相次いで新設されています。特に300系統はNT中心部を南北に走る基幹路線となり、輸送人員数の高い路線となりました。そして91年には港北ニュータウン営業所が開設となり気がつけばこのエリアのメインバス事業者となっていました。
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資料 2-1 横浜市交通局の動き(74-93年)(閲覧休止中)
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地下鉄開通によるバス路線の再編 |
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開業時のバス路線については下の資料2-2を参照してください。かなりくまなく路線網ができています。路線事業者ごとに色分けしましたが、既にNTエリアにおいて東急単独路線が大変少ないことがわかります。また、開通に伴い既存路線の地下鉄駅接続改正が行われました。この様子は資料2-3および2-4をご覧ください。東急においてもとにかく東横線や田園都市線に真っ直ぐつなげればよい時代の終焉が近づいていることが感じ取れます。
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資料2-2 港北ニュータウン周辺のバス路線(平成5年3月現在)
資料2-3 地下鉄開通による駅乗り入れ改編(横浜市交通局)(閲覧休止中)
資料2-4 地下鉄開通による駅乗り入れ改編(東急バス)(閲覧休止中) |
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地下鉄開通後に次々にできた大型施設 |
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94年(平成6年)には緑区が分区し青葉区と都筑区が誕生します。都筑区役所はセンター南駅に近い場所に建設され図書館やホールなども併設されました。また、横浜国際プールセンターが98年7月に開設。施設に勤務する人や利用する人の流れができてきました。商業施設では98年にセンター南駅前に東急百貨店が、00年にセンター北駅前に阪急百貨店が開店しそれらをキーとして周りに続々と大型店舗が建設されました。
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