東急バス研究室
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 ■渋41の旅

   渋41に乗車した気分になっていただくページです。全線乗車をお楽しみください。

渋41  品川線

渋谷駅

 お馴染みの渋谷での風景です。渋谷西口ターミナルのバス停になってからもう12年以上が経ちますので、こちらの風景しか知らない方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 バス停の後には、待ち合わせの場所で有名な?!モアイ像があります。
 この路線は、主力路線などが多く使用していたバス停で渋12・13、渋21などが使用していました。渋41も本数が最盛期の本数より減りましたがそれでも主力路線として1日100本以上の回数があります。そのため、ターミナルで3台ぐらい待機している姿も珍しくありません。
 ここで撮影される方も多いと思いますが、横断歩道は無法地帯で信号無視をされる方々も多数いるため撮影は撮影しにくい時間帯もあります。

 渋谷駅の渋41といえば、こちらのターンテーブルの方が私はなじみが深いです。このバス停は、ご存知のように昭和44年に玉電が廃止され、渋谷駅の敷地を活用し、その1年後の昭和45年にバスターミナルとして完成したものです。平成6年6月30日までの間、約25年間使用されていました。
 このバスターミナルは、渋41だけではなく、道玄坂歩行者天国開催時の渋24・25・26や渋55、東急百貨店本店ゆき送迎バス、そして帰省バスといった観光バス、さらには夜間高速バス「ミルキーウェイ」、東名急行バスといった数々の路線が使用していました。

 
画像提供:O1000さま
 かつての風景をしのぶ貴重な画像です。手前には渋41(4R110の北村)のO975が停車しています。行き先表示も「東急百貨店=大井町駅」の表示になっています。

 このバスターミナルには、敷地が狭いためターンテーブルが設置されました。東名急行バスが使用していたころは、このターンテーブルの後にバス停があったようです。廃止後は、通路とターンテーブルとの間がコインロッカーになっていました。
 ターンテーブルには、画像のように黄色いボタンがつけられていました。運転手さんが、窓から手をだしてこのボタンを押して転回していました。ちなみにボタンは、前後に1つずつつけられていました。

 画像提供:O1000さま
 画像は、こちらもO1000さまの貴重な画像です。後姿で写っている渋41は、O812(4R110富士重)ですが「東京急行」の文字が目立っています。かつては、このようにリアの方向幕が「東京急行」の固定表示や鉄板で塞がれたもの、銀色に塗装されたものがありました。これは昭和43年から順次、銀色に赤帯のカラーになった際、リアの方向幕が廃止されたのに伴って行われた措置です。
 後に写るマイクロバスは、東急本店行きバスで時代を感じます。
 
  このバスターミナルは、元々玉電のホームであったことから屋根がついているほか、ところどころにその面影を残していました。井の頭線のホームや通路からもこのバスターミナルが見えましたが、反対からは西口のターミナルが一望できる窓もありました。

 
画像提供:Nさま
 私が見ていた渋41の面影そのものの貴重な画像です。画像の渋41は、O518(RC381)で大橋初の冷房車として、登場した車両です。この辺りには、常に渋41が3台程度並んでいていた光景を今でも思い出します。
 こちらは、現在の待機場所です。時代とともに車両も変化しています。
 ここには、渋41のほか渋11や深夜急行バスの待機所となっています。
 西口の歩道橋からの風景です。ここからであれば、屋根上の様子もよく見えます。この先を右折して246に出ます。
 こちらは夜の光景です。後に写る東急東横店のネオンがよく見えます。渋41も本数が多いので画像のように3両ぐらい並ぶことも日常的な光景です。



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